週末に弾丸でしたが石巻へ行ってきました。
東北自動車道を進むと、まだ海の気配すら感じない畑が広がる場所に
車が転がっていたり、がれきの残りがあったり、がれきの大きな山があったり。
近づいているんだと実感がわきました。
石巻駅からすぐ近くにある石巻教会という場所で、物資の仕分けをしたり、配給の準備をお手伝いしたり、食事を準備して、地元の方と交わる時間を持ったり、本当に微力すぎでしたが、貴重な経験をさせて頂きました。本当に人出が足りていない場所で、震災以来、あまり休んでいないだろうなという感じが伝わるスタッフさん達。強烈な磯の臭いと、ハエがとても多いのです。
教会も1階部分は波がきて、数日水に浸かったままだったと聞いて、それでも想像ができず、、。
それでもみんな笑顔でした。
”本当は毎晩泣いてるんだ。でも泣いてても仕方ないっちゃ!
だから化粧もする事にしたんだ。”
自分も被災したのに、一緒に配給の準備を手伝っていた、ひときわ元気いっぱいだったおばさんの言葉。
帰る前に寄った日和山からの風景は、誰もが言葉を失うもので、
爆弾が落ちた後、もしくはゴミの島のような、無秩序に生活用品が重なり合っていて、、
ここに何気ない日常があったんだろうな。
行ってみてよく分かった事、救援物資を分ける作業は、本当に骨が折れるので、送る側がもっと考えなければいけないし、、配給物資も食事もすべて”均等でお願いします”という指示も納得がいくものでした。
3ヶ月経てば強く主張出来る人と、やはり気弱な人に分かれるだろうし。文句もでるそうだ。
名古屋からきた国際色豊かなボランティアのみなさん。
ほとんど写真は撮る気持ちにならなかったけど、勇気がでる言葉。
たまたま石巻へお嫁に行って被災した後輩にも会えたし、
もうすぐ食堂を再開するんだと言っていたおばちゃんに会いに、また行こうと思う。
とりとめない感じですが、記憶が新しいうちに残しました。